FQLのevent_memberテーブルのドキュメントの和訳です。このテーブルからは、ユーザもしくはイベントのIDをキーとしてイベント参加情報を取得する事ができます。


以下、2012年8月1日 18:42変更分までの和訳です。
イベントの参加者情報について、ユーザIDもしくはイベントIDを基にクエリを発行できます。UserオブジェクトとPageオブジェクトはいずれも /events コネクションを持ちます。FQLのevent_memberテーブルにアクセスするには、以下のいずれかが必須となります。
  • 一般公開されたイベントへのアクセスには、一般的なアクセストークン
  • 非公開イベント、もしくはユーザが参加する全イベントを取得するには、user_eventsパーミッション
  • 非公開イベント、もしくはユーザの友達が参加する全イベントを取得するには、friends_eventsパーミッション

Example

Facebook Engineeringページの

"Pushing millions of lines of code five days a week tech talk"イベントに対する全出欠情報を取得するには、以下のようにします。

select eid, uid, rsvp_status from event_member where eid = 209798352393506; 

Events Timezone Migration Note

Events Timezone移行が完了すると、eventの時刻は常にISO-8601形式の文字列になりますので、data_formatパラメータでの形式指定は効かなくなります。イベントのタイプに従って以下の形式で日時は返されます。

  • 日付のみ(e.g., '2012-07-04'): 日付飲み指定されていて、時刻が未定のもの
  • 厳密な時刻 (e.g., '2012-07-04T19:00:00-0700'): UTCからのオフセット値付きで、厳密な開始時刻時刻が指定されているもの。この指定方法が今後のFacebookイベントの日付管理に用いられ、ユーザ は異なるタイムゾーンでも最適に閲覧できるようになります。
  • ローカル時刻 (deprecated, e.g., '2012-07-04T19:00:00'): タイムゾーン情報を持たない旧イベント。この形式は廃止対象ですが、既存のイベントへの互換性を保つため、この形式でも返され続けます。
この移行以前の時刻表記は、Pacific Timeのタイムスタンプです。

Columns

IndexableNameTypeDescription
*uidint

ユーザID

*eidint

イベントID

rsvp_statusstring

イベント招待への返信ステータス。attending, unsure, declined, not_repliedの4種類です。


start_timetime

ISO-8601形式の日付と、オプションで時刻を返します。一人以上のユーザに紐づくイベント情報を検索する場合、WHERE句に指定して高速化したいばあいに便利なフィールドです。ただし、任意のイベントに対する招待ユーザを検索する場合にはこの手法を使う事はできません。Events Timezone移行前の場合、このフィールドはタイムスタンプだった事に気をつけてください。

Examples

任意のイベントに参加予定のユーザ全員を取得する場合。

SELECT uid FROM event_member WHERE eid = ... AND rsvp_status = 'attending'

任意のユーザが参加予定のイベント全部を取得する場合

SELECT eid from event_member WHERE uid = ... AND rsvp_status = 'attending'

Usage Notes

  • ユーザIDを基に検索する場合、rsvp_status毎に返されるイベントは最大1200個です。
  • start_timeを指定しなかった場合、未来に開催されるイベントのみ返されます。