http://developers.facebook.com/docs/insights/
Facebook PageやPlatformアプリケーションの統計を見るには、まずInsights Dashboardへ行きます。ページの管理者、アプリケーションの所有者、ドメインの管理者のみがInsightsデータを閲覧可能です。任意のページ、アプリケーション、もしくはウェブサイトの統合的なデータを閲覧するには、左のナビゲーションバーから該当する項目を選択してください。このデータに対してプログラムによりアクセスしたい開発者には、Graph APIのInsights objectとInsights FQLテーブルが用意されています。
Domain Insights
ドメイン用のFacebook Insightsは、任意のウェブサイト(Facebook Platformの実装をしていないウェブサイト含む)の主要な統計の閲覧手段を提供します。たとえば、ユーザがステータス投稿であなたのサイトへのリン クを投稿したら、その情報も統計に含まれます。ドメインやURL毎のシェア状況の統計やユーザ層情報を閲覧できますので、閲覧者に対してコンテンツを最適 化することが可能です。
Claiming a Domain
ウェブサイトのInsightsを見るには、自分の管理するFacebook Page、アプリケーション、もしくはユーザアカウントと紐づける必要があります。手順は以下の通りです。
- Insights Dashboardの"Insights for your Domain"をクリックします。
- テ キストボックスにドメインアドレスを入力し、それと紐付けるユーザアカウント、Facebook Page、もしくはアプリケーションを選択します。複数のユーザからのアクセスを許可したいのなら、Facebook Pageかアプリケーションを作成して紐づけるべきです。Facebook Pageやアプリケーションの全管理者がInsightsへのアクセス権減を持ちますし、ユーザを管理者から削除するとInsightsへのアクセス権減 も無くなります。
- ウィンドウに表示されるメタタグをウェブサイトのルートページに足します。ウェブサイトの乖離者
は<head>タグ内に確認用メタタグを足さなくてはなりません。サブドメインも有効にするのなら、それぞれのサブドメインのルートページは
別々に登録されなくてはなりません。
- "Check Domain"をクリックします。一度チェックすると、登録されたドメインは左カラムのナビゲーションバーにある"domains"セクションに足されます。
以下のメタタグが、ユーザアカウント、Facebook Page管理者、アプリケーション管理者に対してアクセス権限を与えるものです。
<meta property="fb:admins" content="user_id" />
<meta property="fb:page_id" content="your_page_id" />
<meta property="fb:app_id" content="your_app_id" />
App Insights
アプリケーション向けのInsightsを見ることで、ユーザのアプリケーション利用状況 を確認し、ユーザ体験の向上に役立てることができます。アプリケーションの管理者には、ステータス投稿に対するフィードバック、アプリケーションへの導 入、アクティブユーザの分析、ユーザ層、パーミッションを要求して許可された回数などの情報も提供されます。また、アプリケーションの診断内容も提供され ますので、APIエラーやボトルネックの情報を得ることができます。Insights Dashboard から直接Insightsへ行くこともできますし、developer appから"insights"をクリックして行くこともできます。
Page Insights
Facebook Pageを管理している、もしくはOpen Graph Protocolを ウェブサイトに実装している場合は、Facebook Pageのタブ表示と同様、トラフィックやステータス投稿に関してもInsightsダッシュボードから閲覧できます。Insightsは、ユーザの行動 がFacebook上かFacebook外かに関わらず把握します。
Exporting Content
Dashboard Export
Insights Dashboardか
らアプリケーション、Facebook
Page、ドメインの全情報を.CSVもしくはExcelファイルとしてエクスポートすることが可能です。そのためには、左上の"Export"をクリッ
クしてください。このダイアログでは取得対象とする期間を指定することもできます。
API
Insights Dashboard以外にも、Graph APIとFQLテーブルを用いてより多くの情報を取得することができます。ご利用の際には、 sample Insights appをご覧ください。
Open Data Protocol (OData)
また、Open Data Protocol(OData) をサポートするツールであれば、Facebook Insightsのデータを同期させることができます。ODataはデータをアップデートしたりクエリ発行するウェブプロトコルです。Facebookは InsightsのODataフィードを提供しています。このフィードは、Excel2010のようにODataをサポートするツールからであればリアル タイムなデータを提供します。
ODataフィードフィードをExcel2010から利用するには、PowerPivotプラグインをインストールしてください。インストールしたらInsights OData Serviceへ誘導し、"Open with Excel(PowerPivot)"をクリックしてウィザードに従います。この時点で、Excelを用いて簡単にInsightsデータのチャートを見れるはずです。
FAQs
Insightsデータを集計/表示するには、どれくらい時間がかかりますか?
Insightsに表示されるデータは最大で48時間の遅延があります。遅延がある場合には Platform Live Statusで通知します。
どのタイムゾーンで計測されていますか?
全部の日毎/週毎/月毎のデータはPDT(太平洋標準時)で集計されます。
Facebook PageのInsightsを見るのに、最低限必要なファン数は設定されていますか?
はい。ユーザのプライバシー上の観点から、30人以上のユーザに「いいね!」されているページしかInsightsを利用できません。
アクティブユーザって何です?
アプリケーションに関していうと、アプリケーションのキャンバスページを訪問、ページのプロフィールタブを表示、Facebookログイン中にアプリケーションのサイトへ訪問、もしくは該当ユーザの代理でAPIが実行されていればアクティブユーザとして認識されます。
Facebook Pageに関していうと、ページを訪問、ページによる投稿を閲覧、もしくは投稿に対してアクションをとるなどするとアクティブユーザとして認識されます。
地域/ユーザ層は、どの情報が提供されますか?
アプリケーションをインストール、もしくはページを「いいね!」したユーザの地域/ユーザ層情報を提供しています。地域情報は各ユーザのブラウザ
IPアドレスを基に判別され、上位20カ国と都市に限定されます。それ以外のユーザ層情報は個人を特定できない形に統合されます。
Page管理者です。自分のページのInsightsを閲覧できないのですが?
最低30ユーザから「いいね!」されていることが条件です。30ユーザ以上から「いいね!」された段階で閲覧できるようになります。
「いいね!」ボタン横のカウントとInsights上のカウントが一致しませんが、なぜ?
「いいね!」ボタンの横に出るカウントは、「いいね!」ボタンのクリック数、News Feedでの「いいね!」、News Feedでのコメント、Facebook上でのシェア数が含まれます。