Conversations(対話)とは、人々がCommunityに対してIdentityを表現する方法です。人々と繋がって共有する力を与えるユーザ体験を作り出してください。
効果的な対話は、以下の2つのユーザ体験から成り立ちます。
- "Listening": パーソナライズされたコンテンツ、ソーシャルなコンテキスト、ユーザアクティビティを表示すること
- "Speaking" : ユーザが発話すること、共有すること、フェードバックすることを簡単にすること
Listeningとspeakingが正しく行われるとポジティブなフィードバックのループを作り出すので、飛躍的な成長が期待できます。
Listening
ユーザは、サイト上の他のアクティブユーザを見たり聞いたりできる場合に、コミュニティに参加するよう勇気づけられます。たとえばClickerでは、ユーザの友だちが閲覧したショーが友だちのアクティビティをもとにレコメンドされます。 EventBriteやTripAdvisorのようなサイトの多くは、ユーザの意思決定を促す過程で他の人々のレビューに依存しています。Facebookのソーシャルグラフを使う事で友だちのレビューをハイライトする事ができ、よりいっそう強力な助けとなります。
アクティビティの履歴を表示するのは、関心と対話を扱う上で効果的な方法です。ユーザはどんな行動を期待されているのかより良く理解でき、参加する方法を見つけやすくなります。
Surface User Activity
人のアクティビティとアクションの情報を表示するのは、他ユーザとの関わりを促す効果的で自然な方法です。
「いいね!」ボタンとともにRecommendations pluginを使うのが、あなたのウェブサイト上での友だちのアクティビティを表示する簡単な方法です。
「いいね!」ボタンは、人々が自分が何を好きと思っているかをプロフィール上で表現する方法です。人々は他のユーザが何を気に入っているか見ますし、自分の友だちを信頼していますから、友だちが「いいね!」しているコンテンツを気に入る可能性は高くなります。
すでに多くのウェブサイトが social pluginsを用いてサイト上でのユーザアクションを表示しています。Sporting Newsにとってこれは、友だち間でもっとも人気のある記事を表示するいい方法です。Rdioにとっては、新しい音楽を発見する方法となっています。
Provide Notifications
通知を通じて、直接の対話をする事が可能です。 Requests on Facebookを使うと、アプリケーション上でユーザに関連のあるアクティビティを通知し、入力を促す事ができます。ユーザが積極的に他ユーザと関われば、対話はより効果的でパーソナライズされたものとなります。これら無しには、誰かが直接自分に話しかけていると気づく事はできません。
Speaking and Sharing
対話の残り半分は発話と共有です。人々はまず参加し、正しくモチベーションを与えられた場合に発話/共有します。人々は自分の信頼する人と共有する時、より頻繁に、よりオープンに、そしてより正直になる傾向があります。
Focus the Conversation
何かに関して対話するためのツールを作成するより、まずアプリケーションのコアとなるテーマを決め、それに関する対話を行うツールを作るほうが利点があります。たとえば、ソーシャルクッキングアプリを作っているとして、ユーザに以下のそれぞれを共有してほしいと思うでしょう。
- レシピ
- 作った料理の写真
- お気に入りの材料
- 料理のテクニック
優れたソーシャルアプリは、ユーザ自身が気にしている物事に関して面白い方法で参加させます。共有する過程のインターフェイぅが簡単で面白く、そして便利であればあるほど、ユーザはよりいっそう貢献してくれます。
Reduce Sharing Friction
ユーザが取った単純なアクションが対話を引き起こします。サイト上に置くLike Buttonは、ユーザに共有させる上でシンプルで効果的な手段です。Send Buttonは似たような方法で、限られた友人間で共有する事を可能にします。アプリケーション側はこれらのアクションを繰り返し利用する事で、ユーザを巻き込む事が可能です。集約し時が経つと、これらのシンプルな交流は、対話を成り立たせるのに必要なより複雑で意味を持つデータを提供してくれます。
Encourage Feedback
ユーザは友だちによって生成されたコンテンツがキッカケとなってアプリケーションへの参加を始める事が多くあります。そのため、ユーザはアプリケーション中のほぼ全てのコンテンツに触れられるべきで、その大正一つ一つが対話のトピックになり得ます。
Comments Pluginは、サイト上のコンテンツに対してフィードバックをする簡単で効果的な手段で、サイト上に実装することができます。プラグイン上のアクティビティは様々なsocial channelを通じて友だちから閲覧可能です。これにより効果的なlistening体験を提供する事ができ、より多くの対話を促す事ができます。
Encourage Sharing
対話の対象となった場合、これはより個人的なものとなります。Graph APIを用いて写真上の友だちや投稿中に出てくる友だちをタグ付けして直接的に共有する事ができます。これは、共有体験に友だちを巻き込むための効果的な方法で、より多くの交流を促す事が可能となります。
たとえばSpotifyでは、ユーザは特定の友だちに対して歌を贈ったり、自分のウォールに投稿して共有する事ができます。
私たちの経験では、共有とフィードバックの率はどれだけ簡単/直感的に共有できるかによって劇的に変わります。共有インターフェイスに気をつけて、できるだけシンプルにしてください。
Share Outside Too
アプリケーションとユーザとの関係は、アプリケーション内部だけでなく外部でも構築されます。たとえば、Facebookプロフィールに投稿するのは、アプリケーション内での動作を共有し、友だちを誘い込む良い方法です。ユーザに対して投稿を制御させる事や、友だちに取って興味深く意味のあるコンテンツを提供する事を強くお勧めします。また、適切なコンテンツを適切なタイミングで投稿する事でユーザの期待を裏切らない事も大事です。
Feed Dialogを用いてユーザにFacebookへの投稿を促します。また、Request Dialogを使ってユーザに任意の友だちをアプリケーションへ招待したり、アプリケーション中での特定のリクエストを送る事ができます。
多くのアプリケーションがSocial Channelsを効果的に利用して、新規ユーザやトラフィックの獲得に役立てています。