最近は和訳の更新もなかなかできず、週末に一日作業できるかどうかという状況になってきてしまいました。理想としては、一通りの和訳が終わったところでFacebook絡みの小ネタを色々と紹介したいと思っていたのですが、実際のところ、一度和訳し終わったのに9月のf8でドキュメントが追加されちゃってますし、それ無しにしたって既存のドキュメントの更新が追いつきません。
というわけで、Quoraなんかで見つけるたびに溜め込んでしまっていた情報を、ドキュメント和訳の進捗に関係なく小出しにして行こうと思います。主に僕のストレス発散と、放置してないよアピールです。
今回はQuoraで見つけた、初期Facebookの名刺に関する話です。映画「ソーシャルネットワーク」でも取り上げていた"I'm CEO, Bitch!"の名刺は何を意味するものなのか、特に二つ目の回答はデザイナー本人によるものなので、初期Facebookの雰囲気も伝わってきます。元記事には名刺の写真も挙げられているのでご覧ください。
最初のデザイン改修でtheをなくした後、私が名刺をデザインした時のことについて、Andrew 'Boz' Bosworthの 言うことは正しいです。ふさわしい物であるとともに、とても象徴的なデザインだと感じました。Andrewが言っている名刺のフッターというのは、サイト のフッター部分でランダムに切り替えていた引用(たとえば"I don't know what a quail looks like."など)のオマージュです。そのころは規模が十分に小さかったので、従業員一人一人にフッタのカスタマイズについて聞いて歩くのはささいな仕事 でしたし、みんな楽しんでいました。
マークに関して言えば、彼がスティーブジョブズを尊敬していたのは秘密でも何でもありませんでした。2005年後半、Aaron Sittigと私だけがデザイナーだった頃、マークは「アグレッシブな」スティーブジョブズスタイルでデザインミーティングをやったものです。この頃が、"I'm CEO, bitch..." を言い出した時期です。
多くのデザイナーが”幸運なアクシデント”と呼んでいますが、この一件はそれを表す一番の例だと思います。あの当時に私とマークが持っていた関係のおかげで、彼の名刺の"落ち"の部分でふざけるのを楽しむことができました。
つまり、端的に言って、あれは私が入力したものなのです。
私の説明が当たり障りのない無難なものだと感じるなら、あの意味については自由に受け取ってください。そこにデザインの本質があるのです。ときに、作品の良さというのは、人々がそこから何を受け取るかですから。
私 の在職期間中、あの有名な名刺は他のものに置き換えられてしまいました。デザイナーの視点としては、あの名刺は当時の社風を表すものとして素晴らしいもの です。名刺のデザイン変更は、若きFacebookが今日の姿になるために通らなければならなかった変化を象徴しています。
というわけで、Quoraなんかで見つけるたびに溜め込んでしまっていた情報を、ドキュメント和訳の進捗に関係なく小出しにして行こうと思います。主に僕のストレス発散と、放置してないよアピールです。
今回はQuoraで見つけた、初期Facebookの名刺に関する話です。映画「ソーシャルネットワーク」でも取り上げていた"I'm CEO, Bitch!"の名刺は何を意味するものなのか、特に二つ目の回答はデザイナー本人によるものなので、初期Facebookの雰囲気も伝わってきます。元記事には名刺の写真も挙げられているのでご覧ください。
マーク ザッカーバーグの有名な"I'm CEO…Bitch!"名刺の真相は?
これって本当の話なの?誰か複製を持ってない?Andrew 'Boz' Bosworthさんの回答
確 かに存在しました。ハイフンの代わりに省略記号が使われてましたが、、、私が見たものは、初期のサイトへのオマージュとしてキャッチフレーズを書く部分が あり、疑問文が書かれていました。なので、フォーマルなタイトル部分に書かれていたわけではありません。友人向けのジョークとしてのもので、その当時の マーク自身にさえ、自分がこの業界のリーダーとして重要になることが予想できなかったことを表しています。Bryan Velosoさんの回答
私がオリジナルのFacebook名刺をデザインしました。(もうデザインしてから6年も経っているので、できる範囲で思い出してみます)最初のデザイン改修でtheをなくした後、私が名刺をデザインした時のことについて、Andrew 'Boz' Bosworthの 言うことは正しいです。ふさわしい物であるとともに、とても象徴的なデザインだと感じました。Andrewが言っている名刺のフッターというのは、サイト のフッター部分でランダムに切り替えていた引用(たとえば"I don't know what a quail looks like."など)のオマージュです。そのころは規模が十分に小さかったので、従業員一人一人にフッタのカスタマイズについて聞いて歩くのはささいな仕事 でしたし、みんな楽しんでいました。
マークに関して言えば、彼がスティーブジョブズを尊敬していたのは秘密でも何でもありませんでした。2005年後半、Aaron Sittigと私だけがデザイナーだった頃、マークは「アグレッシブな」スティーブジョブズスタイルでデザインミーティングをやったものです。この頃が、"I'm CEO, bitch..." を言い出した時期です。
多くのデザイナーが”幸運なアクシデント”と呼んでいますが、この一件はそれを表す一番の例だと思います。あの当時に私とマークが持っていた関係のおかげで、彼の名刺の"落ち"の部分でふざけるのを楽しむことができました。
つまり、端的に言って、あれは私が入力したものなのです。
私の説明が当たり障りのない無難なものだと感じるなら、あの意味については自由に受け取ってください。そこにデザインの本質があるのです。ときに、作品の良さというのは、人々がそこから何を受け取るかですから。
私 の在職期間中、あの有名な名刺は他のものに置き換えられてしまいました。デザイナーの視点としては、あの名刺は当時の社風を表すものとして素晴らしいもの です。名刺のデザイン変更は、若きFacebookが今日の姿になるために通らなければならなかった変化を象徴しています。