Recommendations Barの和訳です。ウェブサイト右下にレコメンドを表示してくれるもので、2011年9月のf8前後からβ版が提供されていましたが、2012年7月27日に正式リリースされました。設置タグのジェネレータは公式ドキュメントに設置されているので、そちらでまず試してから下記のドキュメントに従ってカスタマイズすることをお勧めします。


以下は、2012年7月26日 13:34変更分までの和訳です。


Recommedations Barを使うことで、ユーザはコンテンツをいいね!したり、レコメンデーションを受けたり、読んでいる内容を友だちと共有できるようになります。このプラグインは常にスクリーン最下部の右(もしくは左)に設置されます。ページロード時、このプラグインは縮小された状態で表示され、ユーザに表示されるのは「いいね!」のみです。

ユーザがページ最下部に近づくとプラグインが拡大され、ソーシャルレコメンデーションが表示されて、そのサイト上で次ぎに読むべき記事が表示されます。

この表示にはopen graphマークアップが必須で、このマークアップによってFacebookに対して表示方法を伝えます。これがない場合、プラグインはレコメンドの代わりにエラーを表示します。

Expanding the plugin

ユーザがページの最下部に近づくとプラグインは拡大されますが、これはtriggerパラメータで制御できます。このパラメータには以下の3つの値が設定可能です。

  • onvisible - <fb:recommendations-bar />タグが設置されている箇所までユーザがスクロールすると拡大されます。最もシンプルなオプションで、記事の主要箇所の最下部にタグを設置すると 最適に動作します。この値がデフォルトです。
  • X% - Xは100以下の正の数値を代入します。この値はプラグインの拡大までにユーザがスクロールしなくてはならない量を表します。たとえば、100%と指定さ れていれば、ユーザはページの最下部までスクロールしなくてはなりませんし、50%であればページの高さの半分です。
  • manual - 手動で拡大する場合にこれを指定します。プラグインを拡大したいタイミングで、javascriptで FB.SFBML.RecommendationsBar.markRead(href)を実行してください。hrefパラメータはオプションで、表示中 のページURLがデフォルトで指定されます。指定する場合、それはXFBMLタグのhrefの値とマッチしなくてはなりません。この手動トリガは複数ペー ジに渡る記事を表示する際に最適です。例えば3ページに渡る記事でtrigger="manual"を指定し、1~2ページではmarkRead関数を実 行しないという方法が考えられます。

この他にもread_timeパラメータがあり、拡大表示までに待たなくてはいけない秒数を指定できます。この値には秒数を示す正の数値を指定して ください。デフォルトではこの値は30秒で、最小値は10秒です。プラグインが拡大されるには上記triggerの条件とread_timeの条件の両方 を満たさなくてはならない点に気をつけてください。

Attributes

  • href - ページURL。XFBMLでのデフォルトは表示中のページURLです。
  • trigger - プラグインが拡大されるタイミングです。デフォルトでは<fb:recommendations-bar/>タグの位置までユーザがスクロールしたタイミングになります。オプションは3つです。
    • onvisible - ページ上のXFBMLタグ設置箇所までスクロールした時点でreadアクションが投稿されます。
    • X% - Xは100以下の正の数値を代入します。この値はreadアクション投稿までにユーザがスクロールしなくてはならない量を表します。
    • manual - readアクション投稿のタイミングを手動で決めたい場合に使います。 FB.XFBML.RecommendationsBar.markRead(href)を実行してプラグインを拡大します。hrefは、 <fb:recommendations-bar/>のhrefアトリビュートに特に値を指定している場合に必要となります。デフォルトで は、表示中のURLが代入されます。
  • read_time - プラグインの拡大までに必要な秒数。デフォルトは30秒です。
  • action - ボタンに表示する文言です。オプションは"like"と"recommend"です。
  • side - スクリーンのどちら側にプラグインが表示されるかを指定します。言語によって最適に調整されますが、指定することも可能です。オプションは"left"と"right"です。
  • site - レコメンデーションを表示するドメインをカンマ区切りで指定します。デフォルトはhrefパラメータに指定されているドメインです。
  • ref - 遷移元トラッキング用のラベルです。50文字以下の文字列で、半角英数字といくつかの記号(直近では+/=-.:_)を含むことができます。このパラメー タによって、ユーザがLikeアクションの投稿をクリックした時のリファラーURLには二つのパラメータが追加されます。
    • fb_ref - refパラメータの値
    • fb_source - クリックされたストーリータイプ('oneline','multiline')と、ストリームのタイプ('home', 'profile', 'search', 'other')をアンダーバーで繋いだものです。
  • num_recommendations - 表示するレコメンデーションの個数です。デフォルトは2で、最大値は5です。