App Centerは優れたソーシャルアプリを見つけ出す場所で、キャンバスアプリ、モバイルアプリ、Facebook連携しているウェブサイトを成長させる新しいチャンネルです。ですので、App Centerへの登録や検索の対象となるよう、アプリの詳細ページを作ることを全開発者にお勧めします。
このドキュメントではアプリの設定手順について解説します。
- Creating an App Detail Page
- Uploading Image Assets
- Authorization
- Submitting your app for the App Center
Creating an App Detail Page
まだアプリをFacebook Platform上でアプリを作っていない場合は、Apps on Canvas、Facebook Mobile Apps, Facebook for Websitesを参照してください。このページでは、あなたは既にDeveloper Appの扱いに慣れていて、基本設定ができる前提で解説を進めます。
全開発者はDeveloper Appでアプリの詳細ページを作成すべきです。これらのページは、人々がアプリのスクリーンショットを見、特徴を理解し、ログインしてアプリを使い始めるのを助けます。ユーザがアプリの詳細ページから認証手順を完了すると、Facebook上のアプリ、ウェブサイト、モバイルアプリの違いなくアプリへとリダイレクトされます。App Centerに登録されるには詳細ページは必須で、また、これはFacebook上でアプリを検索する潜在ユーザのランディングページともなります。
詳細ページは必ず、ガイドラインに準拠していなくてはなりません。使い始めた時のユーザ体験を良くするため、このページはアプリがApp Centerに登録される前にレビューされます。
App Centerの設定をするには、Developer Appにアクセスして左側ナビゲーションのApp Centerタブをクリックしてください。
ここに詳細ページに表示する内容を入力します。Display Name(表示名), Category(カテゴリ), Description(説明)の値は基本設定と認証ダイアログ設定の値が補完されています。Detailed Description(詳細な説明)フィールドはApp Centerでのみ使われるもので、より長い文章を入力できます。
Support Info(サポート情報)の項目を入力するのも忘れないでください。Advanced Settingsですでに入力済みであれば、その値がここに補完されています。App Centerに登録されるには、開発者は Privacy Policy URL, Terms of Service URLの二つと、User Support EmailもしくはSupport URLを入力しなくてはなりません。
Uploading Image Assets
アイコン、バナー、スクリーンショットのアップロードが必要になりますが、アプリがサポートするプラットフォームによって多少変わってきます。たとえば、IOSアプリであればアップロードが必須です。基本設定でサポートするプラットフォームを適切に選択していれば、必須となる画像タイプはApp Centerタブに自動的に表示されます。
画像を作成するときには、以下の点に注意が必要です。
- アプリの名前をバナーに入れる
- 重要なグラフィックには十分なスペースを置く
- 画像の縁にロゴやテキストを置かない
- 以下の例を参照し、ガイドラインに従う
Image Asset Sizes
Icons:
サイズ (px) | 表示個所 | 例 |
16 x 16 | ニュースフィード, ブックマーク |
|
64 x 64 | 認証ダイアログ, hovercards(右画像のウィンドウ) | |
96 x 96 | モバイルアプリの詳細ページ | |
128 x 128 | ウェブアプリの詳細ページ |
Web Promotional Banners:
Size (px) | 表示個所 | 例 |
155 x 100 | メインページ、カテゴリページ、サブカテゴリページのリスト | |
394 x 150 | メインページのトップにある特集(特集に選ばれた場合にのみ使われるオプションです) | |
180 x 115 | ページの右にある特集(特集に選ばれた場合にのみ使われるオプションです) |
Mobile Promotional Banners:
App Centerがサポートするモバイルスクリーンの解像度は以下の通りです。- MDPI: 240 x 480 phones
- HDPI: 480 x 800
- XHDPI: 640 x 960 and up
Size (px) | 表示個所 |
136 x |
メインページ、カテゴリページ、サブカテゴリページの一覧 (MDPI) 注意:本家ドキュメントでも136x188となっているのですが、88ではないかと指摘をいただきました。たしかに188だと一個だけ比率がおかしいです。 |
204 x 132 | メインページ、カテゴリページ、サブカテゴリページの一覧 (HDPI) |
272 x 176 | メインページ、カテゴリページ、サブカテゴリページの一覧 (XHDPI) |
Cover Images:
カバー画像をデザインするときは、上の画像のように128 x 128pxのアイコンが左下を隠してしまうことを忘れないでください。
Size (px) | Display Location |
800 x 150 | アプリの詳細ページ |
Screenshots:
アップロードできるスクリーンショットはプラットフォーム(ウェブ、キャンバス、モバイルウェブ、iPHone、iPad、Android)毎に5枚までです。サポートするプラットフォーム1個につき最低でも1枚のスクリーンショットが必要で、トータルで最低3枚が必要です。
サイズ (px) | 表示個所 |
(320 - 2048) x (320 - 2048) | アプリの詳細ページ |
Authorization
App Centerのアプリ詳細画面には新規ユーザが要求されるパーミッション一覧が表示されます。これはAuth Dialogと同じようなもので、新規ユーザがApp Centerから直接アプリをインストールするのを容易にします。App Center下にあるPremissionの項目を設定する上で、以下のフィールドを入力できます。
- User & Friend Permissions: ここにあるパーミッションは必須のものとして詳細ページに表示されます。
- Extended Permissions: ユーザが詳細ページから遷移する過程で、これらパーミッションはオプションとして認証ダイアログで要求されます。ユーザは「x」をクリックしてオプとアウトすることができます。
- Auth Token Parameter: アプリの詳細ページからユーザがアプリを許可した場合、以下のいずれかの形式でアプリに対してアクセストークンが渡されます。
App Centerから詳細ページに遷移するユーザもいますが、フィード、リクエスト、広告から直接遷移するユーザもいることを覚えておいてください。それらの場合、これまで通り認証ダイアログを使う必要があります。
キャンバスアプリ開発者の場合:
多くのキャンバスアプリは、クライアントサイドの実装で新規ユーザを認証ダイアログへとリダイレクトします。アプリのページへ直接行くユーザもいますので、この機能は今後も残さなくてはなりません。また、App Centerの設定画面で指定したパーミッションと同じパーミッションを認証ダイアログのscopeパラメータでも指定するよう気をつけてください。これらが一致しない場合、ユーザには2種類の要求を連続してみせられることになり、ユーザ体験は混乱したものになってしまいます。ウェブサイト開発者の場合:
App Centerの詳細画面からの遷移の過程で認証が済みますので、ユーザがアプリに遷移した段階で既にパーソナライズされたユーザ体験を提供しなければなりません。ユーザが二度目の「Login to Facebook」をクリックするようなことは避けるべきで、代わりにパーソナライズされた情報を表示してユーザ体験を最適化すべきです。ユーザのログイン状態の取得に関してはJavascript SDKとFB.getLoginStatus、それから開発ブログの記事を参照してください。
iOSとAndroid開発者の場合:
モバイルアプリがApp Centerに登録されるには、シングルサインオン(SSO)を使わなくてはなりません。詳細ページからのシームレスなログインを実装しているアプリのみがApp Centerに登録されます。
ユーザはfacebook.com上とFacebookモバイルアプリ両方でApp Centerを閲覧し得ます。ユーザがネイティブアプリを利用しようとする場合、Apple App StoreもしくはGoogle Playへと誘導されます。App Centerはモバイルアプリのマーケットプライスにリンクしますが、これは、iOS, Android, モバイルウェブの優れたソーシャルアプリの成長を助けるための設計です。
Submitting your App for the App Center
アプリがApp Centerに追加されるには、guidelinesに準拠しなくてはなりません。Facebookは画像、アプリの説明、ユーザ体験などをレビューします。アプリが拒否する場合、Facebookは拒否の理由と改善案を説明します。改善が完了したら再度提出して登録を待ってください。
開発者は「Preview」をクリックすることで詳細ページをプレビューすることができ、以下のようにライブプレビューが表示されます。
App Centerの項目最上部にあるボタンをクリックすることでアプリを提出できき、レビュー中を示す文言が表示されるようになります。App Centerに登録されると、このメッセージは更新されます。
注意:アプリの詳細ページを提出すると、結果が出るまでは編集することができません。App Centerに登録されて以降は、いかなる変更もレビューの対象となります。
このプロセスはApp Centerへの登録時に必須ですが、拒否されたとしてもFacebook APIを使ったりブックマーク,リクエスト,タイムライン,ニュースフィードを使い続けることは可能です。App Centerへの登録は必須ではありませんが、これに登録することで新規ユーザ獲得のチャンスが大きくなりますので、是非登録するようお勧めします。